ロレックスのミルガウスのディスコン説が徐々に高まってきています。仮に2020年に廃盤になったとしても近い内にディスコンとなってしまうことは間違い無いと思われるモデルです。
目次
ディスコン間近と言われる理由とは?
なぜディスコン間近であると噂されているのかというと…それはミルガウスという名称にあります!
ミルガウスに込められた意味
ミルガウスは1000ガウスまでの耐磁性を実現したモデルのため、フランス語で1000という意味を持つ「ミル」と磁束密度を意味する「ガウス」の組み合わせで出来上がった名称です。
科学業界の要望に応えるために研究開発されたこちらのモデルは、強力な磁場に日々さらされている研究開発者に需要があったのです。実際、研究開発を行うものは磁場の強い室内にはスマホとか持っていきませんしね。
初代ミルガウスの発売当時は1950年代で、その頃にしては1000ガウスの耐磁性能は画期的な技術でした。だからこそそれを誇るためにミルガウスという名称にしたわけですが、今となっては誇示できるレベルの性能ではありません。
2016年に発表された新型エアキングにも同ムーブメント「Cal.3131」が搭載されていますし、ミルガウスでなければいけない理由がなくなってしまいました。
Cal.3131
シーマスターアクアテラ 15000ガウスの登場
オメガでは15000ガウスまでの耐磁性を実現した「シーマスターアクアテラ 15000ガウス(THE OMEGA SEAMASTER AQUA TERRA > 15,000 GAUSS)」が登場してしまった以上、ミルガウスという名称ではオメガの腕時計より性能面で遥かに劣っている事の証にもなってしまっています。
いつまでもこのミルガウスを継続して製造するとは思われません。
新型ムーブメント開発に時間がかかっているのかも
シーマスターアクアテラ 15000ガウスの発表は2013年に行われました。
シーマスターアクアテラの発表があってからもう7年です。
7年間もミルガウスを放置しておいたということは、実際のところシーマスターアクアテラ 15000ガウスを上回る耐磁性を持つムーブメント開発に時間がかかっているのだろうと推測できます。
上回らなくてもいいからそれに匹敵する性能を持つムーブメントの開発研究は行っているはず。
仮に出来上がったとしたら、ミルガウスの上位版として登場させることが考えられるので、そのタイミングでディスコンとなるかもしれません。
しかし、そうなったらミルガウスと言う名称自体がなくなってしまいますね。
ミルガウスはあくまでも1000ガウスの耐磁性を持つからこその名称です。スカイドゥエラーの次の新しい名称を持つモデルになるかもしれません。
シードゥエラーからディープシーが登場したように、ミルガウスからディープガウスみたいな名称のモデルが登場するかもしれません。
名前がどうなるかも注目したいところです。
ディスコンはいつになるか
ちなみにですが、2019年のロレックス新作発表前にはミルガウスの宣伝がロレックスのホームページやInstagramで多くなりました。
そのため、ロレックスファンの間では「ミルガウスがディスコン?」なんて騒がれましたが、その予想は的中せず。
そんな簡単に予想できるような感じでプロモーションを仕掛けてくるわけはないので当然かもしれませんが、過去には1年前に宣伝を増やしたモデルを廃盤にしたことがあったはず。ちょっといつの年度でどのモデルかは忘れましたが。
そう考えると、2020年はミルガウスがディスコンとなる可能性も否定できません。
ちなみに2020年のロレックスのホームページを見ると、トップページにエアキングが大きく取り上げられています。
だから来年はエアキングになる可能性もありますね。
エアキングがディスコンとなるということを想定するならば、ミルガウスと同じムーブメント「Cal.3131」を搭載しているモデルである以上、新しいムーブメントが開発できたことなのかも??
そうすると立て続けにミルガウス、エアキングが廃盤となる可能性もありえます!
エアキングは2016年から製造されているモデルですが、もし近いうちに廃盤となったら非常に短い期間の製造となり、そもそもの不人気モデルだったこともあり将来的に価値が上がるかもしれません。
デザイン的に不人気だったのですが、実際によくよく見るとカッコいいですよね。
販売規制の対象外のモデルでもあるため、今のうちならまだ購入しやすいので手に入れるのはありかもしれません。