ディスコンが噂されているミルガウスの現行モデル(Ref.116400GV)には2種類の文字盤が存在しています。
- Zブルー文字盤
- ブラック文字盤
現在はコロナショックにより百貨店など店舗閉鎖しているところがあり、実際に店舗には行けないため状況を確認はできないのですが、ミルガウスは比較的入手が困難なモデルでした。
レベル的には1日都内の店舗をすべてまわれば1店舗で見つかるかどうかと言う感じ。
なので時間的に余裕がない方であれば、狙っていた文字盤のミルガウスが見つからなかったとしても、ロレックスの腕時計は基本的に文字盤交換などもできることから、とりあえず購入して後で文字盤交換しようと考えている方もまれにいます。
ただ、購入時には交換可能な文字盤なのかどうかに気をつけないといけないです。
現行ミルガウスの116400GVでは、
- Zブルー⇒ブラック文字盤への交換は可能
- ブラック⇒Zブルー文字盤への交換は不可
と現状はなっています。
ミルガウスの文字盤種類
ミルガウス現行モデル116400GVには
- Zブルー文字盤
- ブラック文字盤
の2種類があります。
Zブルー文字盤
グリーンサファイアクリスタルは、2007年にミルガウスで初めて時計に採用された。今ではこのクリスタルはエレクトリックブルーのダイアルや象徴的な稲妻型の秒針が備わっている
ブラックダイアルにホワイトインデックスと、3時、6時、9時位置のオレンジインデックスが印象的なミルガウスのグリーンサファイアクリスタルモデル。 高い視認性を維持しながら、グリーンサファイアクリスタルがかすかにライム色を帯びた光の反射をつくりだす。このグリーンがなお一層ロレックスらしさを引き立てている。
ミルガウスの文字盤交換
しかし先程も述べたように
- Zブルー文字盤⇒ブラック文字盤 ○
- ブラック文字盤⇒Zブルー文字盤 ☓
となっています。
つまり一度ミルガウスのZブルー文字盤をブラック文字盤に交換をしたならば、Zブルー文字盤には正規経路では戻せないということになります。
その点を考えると、レアなモデルなのはZブルー文字盤>ブラック文字盤です。(今後文字盤交換可能になったら変わるかも)
なぜこのように文字盤交換が不可になっているのかは不明ですが、おそらく人気が集中してしまう文字盤への交換が不可になっていることが他のモデルでも多いので、そういった事を避けるためではないかと思われます。
例えば、デイトナのイエローゴールドモデルのグリーン文字盤とか、スカイドゥエラーの青文字盤もそうです。
これらのモデルにおいては、露骨にレアなダイヤルの並行相場が高くなっています。
おそらくこれらのモデルにおいても、人気文字盤への交換が殺到してしまうことが予想されるので制限のために、人気文字盤への交換が不可になっているだろうと考えられます。
Zブルーダイアルとブラックダイアルの並行相場
上述したように文字盤交換の観点からみた場合、レア度が高いのはZブルー文字盤の方です。
実際にレア度の通りになっているのかどうか、2020年5月の並行相場を見てみましょう。
ミルガウス文字盤 | 新品相場 | 中古相場 |
---|---|---|
Zブルー文字盤 | 939,100 | 846,224 |
ブラック文字盤 | 910,100 | 728,000 |
実際に現時点での並行相場を見る限り、そのプレミア度合いも加味された相場になっていると思います。
とはいえ、デイトナYGのグリーンダイヤルのように他の文字盤より100万円くらい高いとか、スカイドゥエラーの青文字盤のように他の文字盤より40万円高いとかのレベルではありません。