ロレックス エクスプローラー2（Ref.216570）は1971年に初代モデルが登場しており、2021年は50周年記念。そのため、そろそろディスコンとなるのではないかという説が濃厚です。
ディスコンとなるのであれば新型エクスプローラー2はどうなるのかも気になるところ。今回はディスコンとなる根拠や新型モデルの考察などまとめました。
予想1 新型ムーブメントCal.3285を搭載
画像：ロレックス公式サイトより
現在エクスプローラー2に搭載されているムーブメントはCal.3187。時針・分針・秒針に加え24時間針を備えたこちらのムーブメントには、パラクロム・ヘアスプリングとパラフレックス ショック・アブソーバが装備されています。
パワーリザーブは48時間のため、新型ムーブメントを搭載したらパワーリザーブは70時間以上となるものに替えられると思います。
過去のエクスプローラー2を見ていると、Ref.16550は搭載ムーブメントCal.3085であり、GMTマスター2のRef.16760もCal.3085でした。
つまり、GMTマスター2で使われているムーブメントはエクスプローラー2にも併用できるということになります。同じGMT機能があるため併用できるのは当然とも言えますね。
もしGMTマスター2に搭載されているCal.3285をエクスプローラー2でも使うとなれば、今年から来年にでも搭載して登場する可能性は高いです。
予想2 ケース径が40mmに
画像：ロレックス公式サイトより
先程Cal.3285を搭載する可能性はあると言いましたが、そうするとエクスプローラ－2：Cal.216570のケース径は42mmですが、GMTマスター2と同様に40mmとなる可能性が高くなります。
補足としておくと、現在のロレックス社の考えとしては各モデルの個性をはっきりとさせていくことで、これは2016年に登場したエアキングが独特な文字盤になったことからもわかります。
しかし、それはあくまでも機能とか見た目的な部分のことでムーブメントを独自のものにするっていうわけではなさそう。
例えば、エクスプローラー1に使われているムーブメントはCal.3132ですが、これはオイスターパーペチュアル39にも使われているんですよね。
エクスプローラ1とオイスターパーペチュアル39はどちらもケース径39mmでシンプルな3針時計なので併用した感じかなと。
こう考えるとGMTマスター2とエクスプローラー2でムーブメント併用するっていうこともなきにしもあらず。
そうなったらケース径は40mmへと小型化するっていう感じはありえます。ケース径の大型化がトレンドですが、それと逆行するっていうのもありえそうです。
近年全体的に大型化し過ぎだと思います。
予想3 セラクロムベゼル
ロレックスでは近年ベゼルをセラクロムベゼルに変えていく傾向が見られ、2016年には116520→116500LNにモデルチェンジした際にセラクロムベゼルが搭載されました。
他にもGMTマスター2、サブマリーナ、シードゥエラー、ディープシー、ヨットマスター2にてセラクロムベゼルが使われていますが、同様にエクスプローラー2にも継承されていくのではないかと考えられています。
現在のエクスプローラー2のステンレスベゼルからセラクロムベゼルにすることで耐久性や耐傷性が向上します。
そういったスペック面での意味もある以上、現在同様のステンレスベゼルのままである可能性は低いだろうと考えられます。
現行のプロフェッショナルモデルでセラクロムベゼルを採用してないのは、エクスプローラー1・2、ヨットマスター1です。
セラクロムベゼルを搭載するとなるとどうなるか？海外のYouTube動画にてサンプル画像がありました。
画像出典元；https://www.youtube.com/watch?v=K8k3ZQbXE4E
こちらの画像はセラクロムベゼルが搭載された場合です。文字盤は白と黒でオレンジの24時間針は現行と変わらずといったデザイン。
画像出典元；https://www.youtube.com/watch?v=K8k3ZQbXE4E
更にこちらはセラクロムベゼルがグレー色になった場合。賛否両論ありそうなデザインです。グレー色になるとちょっと薄めな印象であまり良くない感じが…。
先に紹介したブラックのセラクロムベゼルの方がはっきりとしてカッコいいなと思うのは自分だけでしょうか？
予想4 2021年にディスコン＆新作発表が濃厚
ロレックスのエクスプローラー2はエクスプローラー1の冒険者の時計というコンセプトを更に深堀りし、洞窟探検者のような昼夜の区別がつけづらい方にも適した機能がつけられています。
それが24時間針です。
24時間針と24時間目盛り入ベゼルによって昼夜の区別ができるようにしたものがエクスプローラー1の進化版として1971年に登場しました。
1971年から数えてちょうど50周年となるのが2021年。ちなみに現行の216570は2011年に発表されており、そのときは40周年記念でした。
そういった事を考慮しても2021年にディスコン＆新作発表があってもおかしくないと思われます。
新作予想やどうなるのかなと調べ物をしている時は一番楽しいですね。腕時計を所有していて、そういった情報を公開したり議論を交わすのは楽しみの1つです。
